なんで「LAFTラジオ」なのかとお金の話

LAFTラジオという名前でオンライン学習会を始めた。カナダから梅木さんに8月、9月と連続して講座・質疑応答などをやっていただいた。参加者から何人かから個別に質問されたことなのでここで答えてみたい。

なぜラジオなの?

もちろん実際には映像を共有しながら音声だけではなく顔を合わせてやっているのだけれど、この呼び名には僕なりのこだわりがあった。尊敬してやまない内田樹からの影響がある。何かの媒体かは忘れてしまったけれども、ラジオというのは、テレビほどコンプライアンスが厳しくなく、ネットほど玉石混交でもない。その中間にあって、本音をぶちまけられるメディアとして機能してきた。さらにラジオは手づくりも出来る(8月の『子どもの科学』は手づくりラジオの特集でしたね)。そんなニュアンスを込めてオンラインなのに「ラジオ」と呼びたくなって命名した。ありがたいことに、その内田先生も12月に講演をしてくださる予定。

二か月続けて企画した梅木さんから「講師料はどこから出ているのか」と聞かれた。LAFTラジオは基本無料だが、講師への敬意は大切にしたい。知的な学びはこれまで自腹をきってきた。だからこそ、ちゃんとした対価を支払いたいと思っている。だからLAFTの対面ワークショップの会費から謝礼を捻出している。もちろん赤字ギリギリで、そろそろ持ち出しになりそうだ。ちなみに会計報告をシーズンのメンバーにはお知らせしている。

それでも続けたいと思うのは、昨今、若い人向けの学びの場はたくさんあっても、中堅やベテランの教員が学べる場はなかなか見つからない現状があるから。LAFTも続けて15年目。今ではベテラン教員にとっての学びの場でありたいと願っている。少しでも教育の現場を良くしていきたい。そのために学び続ける教師としてありたい。そういう仲間と切磋琢磨したい。それが僕のささやかな本音。

無料オンラインは参加しやすい一方で、どうしても参加者のコミットメントが薄くなりがち。画面オフで耳だけってラジオなんだからもちろんOKだけど、なんかさみしい。登録だけして抜けてしまうのは残念にも思う。一方でLAFTの対面の学習会では、シーズンごとにじっくりと対話を通して学ぶ場を設けてきた。継続した学びの中でテーマを磨き、深めていく。その積み重ねを大切にしてきたし、これからも続けていけるといい。

けれども先立つものはお金なのよね。だからこそ、無料で出会った人たちには、ぜひ対面ワークショップに参加してこれからの人への投資だと思ってお支払いしてほしい。そうして交流する中で、日本の教育を少しずつ良くしていければと思う。その結果、LAFTという場も学びの面でも財力面でも安定していくはず。

僕ひとりで運営しているので、「動画を配信してほしい」「日程が合わない」といった要望に応えられないことも多く、その点は心苦しいところ。いずれこういった事務作業を支えてくれる仲間が増えてもっと手助けしてもらえるようになれば、対応もすんなりできると思う。いま安心して任せていられるのは、「LAFT200回記念の温泉旅行」(笑)。

大事なのは、仲間と共に学びの場を継続していくこと。そしてきちんとマネタイズしていくこと。質の高い学びは、無理なく持続できる仕組みがあってこそ。僕自身、かつては東京教師塾で原田先生の元、無料で学ばせてもらってきた。お弁当もいただいてきた。その期間、なんと6年間! その恩を還したいからこそオンラインは無料にこだわりたい。一方で、対面での学びはしっかり参加費をいただき、その収益をまた次の学習会に還元していきたい。

だから無料で参加している人たちも、寄付のつもりで、ぜひ一度は対面に足を運んでほしい。そして一緒に学び合いを支えていければうれしい。

今後の予定をこちらに貼っておくので、よかったら興味がある回にぜひ参加してください。

https://www.facebook.com/togetoge.teacher/posts/pfbid034yCPdRYDRDFKsauJchuYgpG8a4Tt7FkpRY5pB6EiHXwGprDUbtiKJqNsDGGWwcD9l

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